スタジオマノマノ 製本ワークショップ「ジグザグ製本とパラレル製本」を受講してきました
千種と今池の間ぐらいにある「スタジオマノマノ」にて、製本家 都筑晶絵さんの製本ワークショップを受講してきました。
今回は、「ジグザグ製本とパラレル製本」で、二冊本を作ります。
折丁2つと表紙を糸で綴じる作りです。折丁と表紙の間には、見返しもつけます。折丁同士の間隔は好みに合わせて(余裕を作れば、中に紙を貼ったりできる)、それにあわせて背幅を決めます。
両方とも作り方はほぼ同じで、穴の開け方と糸綴じの仕方が違います。
背の糸が斜めに通るものが「ジグザグ製本」、背の糸が平行に通るのが「パラレル製本」です。両方とも製本家のKeith Smithさんが考案された綴じ方だそうです。
前回(5/11)でも教えてもらった、紙の目・ヘラの使い方などを復習。
綴じ糸に蜜蝋をこすりつけて、糸を丈夫&扱いやすくしました。蜜蝋は見た目石鹸みたいなのですが、カチカチでなくやわらかめで不思議な感触でした。
綴じ穴を空ける位置をL字の紙に測って書いて、ガイドを作成しました。L字にするとずれにくい!
綴じ穴の位置や間隔は好きなように(決まりはありますが)できるので、どういう模様にするか考えるのが楽しかったです。
紙と糸の質感がすてきな本を作ることができました。