和綴じの豆本ワークショップの様子 at 夢画廊
先日、伏見地下街の夢画廊さんで豆本ワークショップ「和綴じの豆本と豆巻物」を開催しました。
参加してくださったグリンスタイルの石井さんが製作工程の写真を撮ってくださったので、せっかくなのでワークショップの一連の様子を写真とともにお送りします。
和綴じ豆本ワークショップの制作工程
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本に使う表紙の紙・見返しの紙・角布・糸を選びます(本文紙は共通です)。組み合わせでいろいろな表情がでます。
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本文紙と見返しの紙を半分に折ります。
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本文紙を間にして見返しの紙を両脇において、袋側になった方を下にして整えて、クリップで挟みます。
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三角形にした和紙の先端を指ではさんでこよりを作ります。
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こよりを通して仮綴するための穴を開けます。
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開けた穴にこよりを通し、5mmほどのこして両サイドを切り落とし、こよりのよりを戻します。
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目打ちのうしろなど丸い部分を使ってこよりを潰します。これで仮綴ができて、本文が固定されます。
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角布を寸法に応じて折り跡筋をつけます。※角布(かどぎれ)は本文の背側の隅につける補強用の布(もしくは紙)です。
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角布を本文の天(上)、背側の順に貼り付けていきます。
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表紙の紙を、寸法に合わせて、ヘラで折り筋をつけながら折っていきます。
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背側(糸で綴じる方)・天地(上下)・小口(開いている方)の順に折っていきます。
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四辺全て折れたら、四隅の紙が重なっている部分を斜めに切り落としていきます。
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表紙に糸で綴じるための穴を開けます。目打ちと木槌で開けていきます。
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針に糸を通し、穴に順に通していきます。
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糸で綴じ終わったら、玉止めで糸を固定して完成です!
ここまでがざっくりと和綴じ豆本の作り方の様子でした。
表紙の作り方は、本文をガイドにして作る方法もあるのですが、サイズが揃わなかったりするので、別寸で折る方法で制作してもらいました。
豆巻物の作り方はまた明日ぐらいに!!
→時間があきましたが、豆巻物の作り方の記事をアップしました。
コチラ→豆巻物のワークショップの様子 at 夢画廊