「豆本のつどい」に参加してきました
横浜市開港記念会館で開催された「豆本のつどい」に参加してきました。
「豆本のつどい」とは、日本豆本協会が主催で、毎年開かれている豆本好きな人々の交流会です。 作った豆本・集めた豆本を持ち寄って、豆本の中身外身・制作についてまったりとしていながらがっつりと濃いお話ができます。
ネガパンちゃんに会えたり、
貴重な豆本コレクションに出会えたり、
豆本好きが喜ぶプレゼント交換なんかもあります。
中でもとっても楽しみだったのが、日本画家のサゼン(辻村)さんが教えてくださるビッグショットを使った簡易ドライポイントワークショップ!
ドライポイントは、簡単にいうと銅板に傷をつけてその溝・ささくれ部分にインクを残して圧をかけて刷るという凹版の一種です。
その銅板を使うところに、プラ板を使用してビッグショットで圧をかけて刷る、というワークショップです。
ちなみにビッグショットは元々は革の型抜きやエンボス用に販売された簡易プレス機です。プレスできるなら凸版凹版なんでもいける!となって使用用途が広まりつつあります。(DIY界では)
プラバンに鉄筆で傷をつけて、インクを刷り込みます。インクは銅板画用のもの。発色がとてもキレイです
インクを拭き取ります。全部は拭き取らず、水の流れを表現してみたり。(泡っぽい白い丸は綿棒で作るのです!アイデア!)
紙を一度ざぶんと水につけて、ビッグショットに通します。(写真を撮り忘れました)
こんな感じに刷り上り!私のイラストはあんまり銅板画っぽくなくてあれですが、サゼンさんの猫の絵は繊細な線でとても銅板画っぽかったです。(これも写真撮り忘れ)
黒い紙に金インクもいけます。
ビッグショットは前々から欲しかったのですが、ますます欲しくなりました。でもその前にもらったプリントゴッコを使わなければ。
その後はおいしい中華バイキングで懇親会…だったのですが、私は時間の関係でここでお別れでした。もうちょっとお話したかった!
なの帳(組継ぎ本)に興味を持たれた人もいらっしゃったので、どこかでワークショップができるといいなと思ったりもしております。