本の紹介 「豆本づくりのいろは」赤井都
豆本を作るにあたり、一番参考になったのがこの赤井都さんのこの本です。
赤井さんご自身が制作した豆本を、ひとつひとつの工程を説明文と写真で詳しく解説しています。
どの豆本も美しく繊細な作りで、写真見てるだけでも楽しいです。
赤井さん以外の豆本作家さんの写真とコメントも載っていて、どれも個性豊かでいろんなアレンジ方法があるというのがわかります。
本の作り方は10+α種類
- カード式豆本(中綴じ)
- 折本(1枚の紙を折るタイプ)
- 巻物(簡易版)
- 紙表紙のソフトカバーのり綴じ豆本
- 紙表紙のハードカバー豆本(二折綴じ)
- 布表紙のハードカバーと函(箱)(パピヨンかがり)
- 革表紙のソフトカバー豆本(ロングステッチ)
- 紙の継ぎ表紙のハードカバー豆本(一本パピヨンかがり)
- ハードカバー豆本と帙(本かがり)
- 和綴じ豆本とたとう(三つ目綴じ)
- 足継ぎの豆本(足継ぎの仕方)
簡単なつくりのものから徐々に難しくなっていくという入りやすい流れになっています。
特に糸綴じの仕方が種類も豊富で詳しく解説されています。糸綴じを覚えたい!という人には最適です。
最初読んだ時は、中盤からレベルが上がりすぎて、戸惑うところもありました。
しかし、その分いろいろ豆本が作れるようになった今でも勉強になるところが多い本です。
たびたび読み返して製法を確認したりしています。